児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援
自閉症の子どもの中には、物事の受け止め方や感じ方が異なることでさまざまなズレや違いが起こります。違いを認め、良さを伸ばし苦手さを工夫して補い、その子らしい発達や自立を目指します。
視覚的支援や物理的構造化、スケジュールなどの支援を取り入れ、取り組みやすい環境の設定や、お子様が理解しやすい方法で支援していきます。視覚支援等を取り入れる事で予測性や自発性を高め、安心感を持って主体的に行動する事に繋がります。
TEACCHプログラム®に学んで、視覚的支援(Structured TEACCHing)を取り入れています。
1960年代よりアメリカ・ノースカロライナ州で発展してきた自閉症の人たちのための生活支援制度で、 自閉症の人たちに彼らを取り巻く環境の意味を伝え、意味のあるコミュニケーションをしながら、彼らとの共存世界を目指そうとするプログラムです。 それは自閉症の特性理解に大きな礎を置くもので、今や世界中に知られ、また実際に応用されるところとなっています。
発達障がいのさまざまな症状には、感覚統合がうまくいかないことが深く関わっている場合が多くあります。運動や遊びを通して、身体に入るさまざまな感覚情報を整理し、適応的な行動を目指します。
感覚統合機能はピラミッドのように発達していくといわれています。しっかりとした土台になる個々の感覚が発達していくことで脳の中の地図ができて、運動を計画したり、注意を持続したり、注目したりということができるようになっていきます。多少歪みや傾きがあっても積み上げることはできますが、きちんと積み上げられたピラミッドと比べて不安定で、ちょっとした乱れなどに弱くなったり、1つ崩れると他の所へも影響が出てしまったりすることもあります。そのため、土台になる部分がしっかりと積み上がっていることが大切になってきます。その土台となる前庭覚、固有受容覚、触覚など基礎感覚の発達を遊びを通して育んでいます。
揺れやスピード、回転などを感じて遊ぶことができます。重力を感じ、それに応じた姿勢の保ち方や手の握り方など、筋緊張の調節を必要とします。子どもに合わせた遊具を使うことにより、目的に沿った遊びを提供できます。
ポニー
サンライト
フレキサー
フロッグ
子どもたちの今だけに捉われず、将来どんなスキルが必要になるかを考え、ライフステージに合わせた支援を提供しています。
子育てが楽しくなるようにご家族との協働を大切にしています。
またご家族と共に子どもの理解を深めるために、保護者様同士の交流の機会や研修会の情報提供を行っています。
各事業所・関係機関との連携を大切に考えています。また保育所等訪問支援を行う事で、地域生活での困り感を直接的にサポートしています。子どもたちだけでなく、子どもたちに関わる方々と一緒にどんな支援が必要かを考えます。
正しく発達障がいの事を学べるよう、誰でも参加する事の出来る勉強会を開催し、学びを深めるお手伝いをしています。(現在は支援者限定)
未就学児を対象にご利用いただける通所支援サービスです。成長段階に合わせた遊びや課題を通し生活の基盤を作っていきます。小さな頃から成功体験を積み重ねることで自信を身に付けます。
小学生以上の就学児を対象とした、学校終了後や休日にご利用いただける通所支援サービスです。自分自身の強みを見つけ、学校での困り事や不安感を軽減できるよう支援します。
保育所等※2にスタッフが定期的に訪問し、集団生活において子どもが過ごしやすくなるようなサポートを考えていきます。先生方と一緒に子どもの特性に合わせた的確な関り方を見つけることができます。
※1 ひなた観音をご利用いただいている方のみの対象となります。
※2 保育所等とは保育所・幼稚園・認定こども園・小学校・中学校・特別支援学校・放課後児童クラブその他児童が集団生活を営む施設のことです。
ご利用にあたり、市区町村役場で
の
障害児通所支援受給者証
の申請が必要です。
支給決定後から当事業所の利用が
開始となります。
0円/月
4,600円/月
37,200円/月
※利用料金として負担いただく金額は世帯所得に応じて上限額が定められています。
児童発達支援をご利用のご家庭は子どもの年齢によって無償化の対象となります。
受給者証があり1割負担の場合約1,000円
※職員配置やご利用日によって変動しますので、詳しくはお問い合わせください。
※支援は上記時間内の1時間となります。
当法人は処遇改善加算及び特定処遇改善加算を算定しています。
詳しくはこちらをご参照ください。
作業療法士、精神保健福祉士、看護師、理学療法士、言語聴覚士の医療スタッフが法人グループ内に在籍し、福祉職と医療職が密に連携し支援をしています。